トライフィルプロ

トライフィルプロとは

トライフィルプロとは韓国の医療美容分野で注目される企業MCURE社が開発しており、韓国食品医薬品安全省（MFDS）の認証を受けている安全性の高い医療機器です。
CO2ガスによるサブシジョンと、薬剤の注入を組み合わせることができるのが特徴です。
ニキビ跡や肌の凹凸に効果的なのはもちろん、お肌のシワや毛穴の開き、目の下のクマやお肌のハリと艶にも効果が期待できます。

※サブシジョンとは特別な針を使って皮膚の下に挿入し、瘢痕組織の癒着を切断して癒着が解消されることで、皮膚が引き上げられ凹みを目立ちにくくする施術です。

トライフィルプロの仕組み

トライフィルプロは3段階のステップでお悩みを解決します。

ステップ1　CO2ガスを使ったサブシジョン

CO2ガスを皮下の浅い層に注入して瞬時にエアポケットを作ります。
これにより、マイルドな「サブシジョン」の効果で、ニキビ跡の凹みの原因である瘢痕組織を切り離します。

ステップ2　薬剤を注入

薬剤の成分を特定の部位に届ける「ドラッグデリバリーシステム」で、エアポケットに各種薬剤を注入します。
事前にエアポケットを作って必要な空間を確保することで、薬剤を皮下に浸透させやすくします。

ステップ3　再度CO2ガスを注入

再度CO2ガスを注入して薬剤を均一に分散させます。
薬剤が一か所に留まらないようになるため、効果にムラが出にくくなります。
また、CO2ガスの働きにより患部の酸素量や血流量を増やす「ボーア効果」が得られ、コラーゲンの生成促進効果も期待できます。

トライフィルプロの効果

ニキビ跡の凹み

サブシジョン効果でニキビの凹みを改善します。
クレーター状のニキビ跡は、瘢痕組織や皮下の癒着をCO2ガスが剥離し、ほぐすことで内側から皮膚を持ち上げて目立たなくさせます。

深いシワ

深いシワは皮膚が折り畳まれて溝の部分が硬くなっていることがあります。
トライフィルプロは硬くなった皮膚をほぐし、さらにピンポイントで薬剤を注入し、内側から弾力を出してシワを改善します。

毛穴開き

CO2ガスにより肌に微細な空間を作り、さらに薬剤を均一に導入することで、毛穴開きや肌質改善に効果があります。

たるみ

線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促すため、たるみ解消効果もあります。
また、CO2ガスによる酸素供給量の増加させるボーア効果により血行を促進し、肌細胞の再生能力を高めます

トライフィルプロの特徴

ニキビ跡の再発が防げる

ニキビ跡はニキビが炎症して真皮層や皮下組織にまで達し、コラーゲンやエラスチンが破壊されることで起こります。
真皮層と皮下組織が癒着し、皮膚が内側に引き込まれることで、見た目に凹みが生じてしまうのです。
トライフィルプロのサブシジョン効果で癒着を剥がし、さらにコラーゲン生成を促すためニキビ跡を目立たなくさせ再発を防ぎます。

正確なアプローチができる

CO2ガスは0.1cc単位、薬剤は0.01cc単位で細かく調整できるため、お悩みに対して正確にアプローチできます。
特にニキビ跡や浅いクレーター状の瘢痕など、狙った箇所にだけ作用させることが可能です。周囲の健康な組織への影響を最小限に抑えながら、治療効果を高めます。

肌への負担が少ない

従来のサブシジョンに比べて施術中の出血が少ないため、肌への負担も少なくダウンタイムが短いです。
サブシジョンは肌の深いところの固い瘢痕組織の癒着を剥離するため、内出血が出た場合1～2週間のダウンタイムが必要です。
トライフィルプロは浅い層の瘢痕組織にアプローチするため、肌への負担が少ないです。

トライフィルプロのリスク・副作用

赤み
腫れ
内出血
むくみ
熱感
色素沈着
針の跡

施術直後に症状が見られることがありますが、一時的で通常は数時間で治まります。

トライフィルプロについてよくある質問

どれくらいで効果を実感できますか？

お肌の症状によって個人差はありますが、目安は1ヶ月に1回の頻度で、3ヶ月目以降で効果を実感される方が多いです。
幅広い肌悩みにアプローチする施術ですが、生成されたコラーゲンの働きによって期待した効果をゆっくりと実感するような施術のため、即効性は期待できません。

治療は何回必要ですか？

トライフィルプロの施術間隔や回数は、患者の肌質や状態によって異なりますが、1ヶ月ごとに4～5回の治療がおすすめです。
ニキビ跡を治療する場合は、1回で効果を実感できる場合もありますが、3回程度の治療回数を重ねたほうが良いでしょう。

トライフィルプロは痛いですか？

トライフィルプロは基本的に麻酔をしてから施術をします。
痛みを最小限に抑えるため、施術前に局所麻酔クリームをするため、麻酔が効いている間は痛みをほとんど感じません。